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バスケットボールW杯2023は沖縄でいよいよ開幕!

バスケットボールは、多くのスポーツの中でも圧倒的な人気を誇っています。競技人口は世界で約4億5000万人(FIBA調査)おり、実際にサッカーや野球を大きく上回っています。日本でも、漫画『SLAM DUNK』のブ ームがあり、バスケットボールをプレーする人々が増加しています。さらに、NBA選手として渡邊雄太と八村塁の2人の日本人選手が登場したこともあり、最近ではバスケットボールをしない人々でも、バスケに注目しています。

8月25日からは、「2023FIBAバスケットボールワールドカップ」が日本で開催されます。今回のワールドカップの見どころや日本代表の注目選手を把握しておけば、観戦がより楽しくなることでしょう。

「死の組」と呼ばれるEグループ!

今回、日本が選ばれたEグループは、世界ランキングにおいて日本よりも上位に位置するドイツ(11位)、フィンランド(24位)、オーストラリア(3位)が参加する“死の組”として知られる、激しい競争が繰り広げられるグループです。ドイツ、オーストラリア、フィンランドのいずれも、NBAのスター選手を擁しており、その実力は非常に強力です。

現時点において、オリンピックやワールドカップにおいて、アジアのチームがアメリカやヨーロッパのチームに勝利することは難しい状況ですが、相手の弱みに対して自分たちの強み「3ポイント」と「スピード」上手くぶつけられれば、チャンスは生まれてくるでしょう。

日本代表チームの注目選手!

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渡邊雄太選手

今大会に八村塁選手は出場しませんが、そのほかにもたくさんの逸材がいます。渡邊選手は、日本のハートアンドソウルだといえます。NBA5年目の今シーズンにネッツで『3&D』として高いパフォーマンスを見せた渡邊は、フリーエージェント解禁初日にサンズとの契約がまとまりました。注目されていた選手ではなかったのですが、ドラフトされずに常に崖っぷちながら、サマーリーグやトレーニングキャンプといった“トライアウト”を生き残って、足かけ5年もプレーしています。この精神力も含めて、日本代表には欠かせない選手のひとりと言えるでしょう。

アメリカ、ヨーロッパ勢が強いバスケ界において、日本代表のW杯での戦いは、ある意味“下剋上”で、チャレンジ。渡邊選手を筆頭に、いかに団結して戦っていけるかが重要だと思います。

富永啓生選手

富永啓生は、彼のプレースタイルを知る者から「和製ステフィン・カリー」というニックネームで呼ばれています。22歳の富永は、現在ネブラスカ大学のシューティングガードとしてプレーしており、NCAAでの活躍とともに、日本バスケットボール界の希望として、世界の舞台での活躍が期待されています。彼はカリーを尊敬し、背中にカリーと同じ30番をつけ、彼のプレーから多くを学んでいます。

富永は常にスリーポイントショットを狙い、コート中央からのロングレンジのショットを得意としています。彼はNCAAディビジョン1の選手の中でも平均得点が2桁だった6人の一人であり、フィールドゴール成功率は50%を超え、スリーポイント成功率は40%(参考:カリーのNBAレギュラーシーズン通算平均は42.8%)、フリースロー成功率は85%を超えていました。

バスケ男子日本代表|ワールドカップ出場メンバー

#2 富樫勇樹(PG/167cm/千葉ジェッツ)
#5 河村勇輝(PG/172cm/横浜ビー・コルセアーズ)
#6 比江島慎(SG/191cm/宇都宮ブレックス)
#12 渡邊雄太(SF/206cm/NBAフェニックス・サンズ)
#18 馬場雄大(SG/195cm)
#19 西田優大(SG/190cm/シーホース三河)
#24 ジョシュ・ホーキンソン(PF・C/208cm/サンロッカーズ渋谷)
#30 富永啓生(SG/188cm/ネブラスカ大学)
#31 原修太(SF/187cm/千葉ジェッツ)
#75 井上宗一郎(PF/201cm/越谷アルファーズ)
#91 吉井裕鷹(SF/196cm/アルバルク東京)
#99 川真田紘也(C/204cm/滋賀レイクス)

試合日程一覧

📆8/25(金)21:10 ドイツ代表 vs 日本代表
📆8/27(日)21:10 日本代表 vs フィンランド代表
📆8/29(火)20:10 オーストラリア代表 vs 日本代表